今日もエンターテイナーに生かされている

流行にはワンテンポ遅れて乗るタイプ

今年に入って10回も観劇している話

 2022年も上半期が終わろうとしている今、思い返せばたくさん劇場に足を運んだ気がするけど実際どれくらい行ったのだろう・・ふと数えたくなり振り返りたくなったので記録を読み返してみることに。なんと10回も行っていました。ファンになって7年で通算32ステージ観劇しているので、この半年だけでなんと3分の1ですってよ。若干引きますね・・。

V6としての活動が終わり、ソロ活動も少しずつ増やしていくのかと思いきや、いきなりエンジン全開フルスロットル。そういえば底なしエネルギーの持ち主でしたV6は。2021年が大忙しだっただけにゆっくりしようと思っていた2022年。到底無理な話のようです。。

 

 6年前の初演、しかもその初日に観に行った作品。そのときの衝撃はきっと死ぬまで忘れません。出演者は2人、でも登場人物は13人。・・・え?計算が合わないって?うん、知ってる。且つ全編ピアノ伴奏弾き語りで構成されているんです。正直人間業じゃないと思っています。6年前は「知恵熱が出た」とその稽古の過酷さを語っていた坂本くん。再演について「しんどいけど、誰か違う人が演じているのを見るのが嫌だった」とコメントされていて、坂本くんのこの作品に懸ける想いを改めて感じました。

再演は共演者に海宝直人さんを迎えての上演でした。実は警察官マーカスって若い設定だから、初演で松尾貴史さんが演じられていたことのほうが戯曲的には違和感だったんですよね。

坂本くんは11役を演じ分けるのですが、その中でステフという女の子が初演のときから大好きです。ステフは被害者の姪っ子で、大学で犯罪学を学ぶ現役大学院生。マーカスの捜査を手伝ううちに彼に惹かれていくというストーリーなのですが、恋焦がれるステフがそれはそれは可愛らしくて愛おしいんです。私にはブロンズの髪を可愛く外ハネに巻いた純粋な女の子に見えてなりません(現実の見た目はもちろんシャツベストを着た脚が25mある坂本くんですよ)。

3回も観に行ってしまいました。1月の上演でしたが、当落が2021年10月だったので、なんとV6名義からの抽選でした。V6の延長上にきちんと今後のステージがあることを実感してとても嬉しくなりました。

平日に有給を取ってでも観に行きたいと思い第4希望を選択して申し込むと、同日マチソワで当選するという初めての経験・・!その後一般販売で申し込んだ抽選にも当選し、結果3公演分のチケットを手に入れたというわけでした。結果観に行って正解でした。観劇後にオリジナル版のCDを購入してしまったのですから。今でもたまに聞いています。ぜひ再再演を・・・はさすがに坂本くんに負担大きいですかね(笑)でもちょっとだけ期待させてください。


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 南座で座長を務める健くん、これは絶対に観に行かねば・・!と強い信念を持ってチケットを取りました。新橋演舞場も行ってみたかったのですが、結果この作品は京都で観て大正解でした。何せ作品の舞台が京都なのですから、鴨川が横に流れている南座へ入場することはまるでタイムマシンに乗り込むようでした。

よく取材で健くんは安倍晴明ドラえもんに例えていました。確かにその通りで、晴明がドラえもん、博雅がのび太、徳子姫がしずかちゃん、斉時がスネ夫と思い浮かべてしまいます。みんな晴明に泣きついて助けを求めるけれど、晴明の判断基準はいつだって博雅で、そんなふたりの関係性が微笑ましくありました。

1回目は2列目という近さで観劇したのですが、あれはだめですね。近すぎて頭の中は邪念たっぷりで思うように楽しめません。ずーーーーっと『健くんって顔小さすぎないか?何頭身なんだ?』みたいな問いが頭を巡っていました。今まで後ろの座席が多かったので、「前の方うらやましいな・・・」と若干思っていましたが、今回の観劇でこの考えが全くなくなりました。ほどほどに後ろが観劇には適しているのですね。コンサートじゃないんだから、ある程度舞台は俯瞰で作品を見る必要があります。もう前のほうをうらやましがることはないでしょう。。。でも、音月桂さんの徳子姫の迫力はもう、それはもう、すさまじかったです。怖い系が苦手な私にはかなりの衝撃で心臓がバクバクと鳴っていました。お化け屋敷に入ったときの感覚、いやもう、めっちゃ怖かったです・・。

2回目は一般で取った2階席前方ど真ん中。1回見ているはずなのに知らないセリフが随所にあって、それだけ集中して見れていなかったのだと反省しました・・。舞台を見下ろしながら見ると、細かいところまでこだわって作られているのを発見できて楽しかったです。マッピングが使われていることを1回目では気づきませんでしたし、シーンによって床の照明が変化していることもなるほどなと思いました。

陰陽師はジャンルとしてあまり通ってこなかったのですが、安倍晴明源博雅の関係性にすっかり虜になっています。猿之助さんも仰っていましたが、シリーズ化を期待しています!


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・・・書きだしたら止まらないのがオタクの性。一度これを区切りにして次回に続けます。6人の途切れることの無い仕事の数々、V6ファンでいることを今日も楽しんでいますよ!