二度目の会見が行われました。
仕事中だったのでリアルタイムでは見られず、帰宅後アーカイブ配信を見ました。
ファンとしては複雑な思いもありつつ、タレントの活動の幅が広がるのであれば喜ばしいことだと感じました。
会見後すぐ、様々なメディアが会見の所感を記事にしていました。
読むのも憚れるようなひどい憶測記事も散見されましたが、ある程度それらの記事を読んで世間の批判に対する私なりの考えをまとめてみました。
①ジュリーさんが出席しなかったことに「逃げ」との批判。
私は井ノ原くんが代読したジュリーさんの手紙に疑問点は感じられませんでした。
きっとメリー氏の支配下に、ジュリーさんも置かれていたのだろうし、娘だからこそその支配はとてつもなく強力なものだったのでしょう。
それについて「被害者は顔と名前を出して公の場に出ているのに、なぜあなたは出てこないのか」という批判を読みました。
「私はやっているのだからあなたも同じことをして当然だ」とも聞こえるこの批判に私は憤りすら感じます。
自分の物差しで他人を測ることはとても危険です。尚且つ、このデリケートでセンシティブで慎重に扱わなければならない問題に対して、このような批判が起きることは、ジュリーさんへの誹謗中傷ともとれるのではないでしょうか。
事務所の関係者は言われて当然だから何を言っても構わない、と思っていての発言に聞こえて仕方ありません。
あくまで加害者は他ならぬジャニー氏とメリー氏なのです。
もう少し想像力を使って発言をしてほしいと思います。
②補償の具体策が無い、との批判。
私は具体策をすべて公にする必要は無いと思っています。
被害を申し出ている人、もう記憶から消し去りたいから二度と話したくないと思っている人、様々な被害者がいらっしゃるのと同時に、求める被害の内容も様々だと推測します。
それが被害者の方が納得する内容であれば、世間はそこに介入する権利は無いはずです。
もしかしたら補償の内容を公にしてほしくない被害者の方もいらっしゃるかもしれません。
補償が行われたかどうか、母数に対して何人に行われたか、定期的にこの報告があれば、これ以上を知る権利は無いのだと思います。
③東山社長が「SMILE−UP.」と新会社の両社の代表取締役社長を兼任することへの批判
どちらかと言えば新会社の社長就任に比較的多くの反対意見があるようです。
この反対意見には一理あると思います。
東山社長は経営に関しては素人同然です。でもタレントたちの想いやプライドを一番分かってあげられる存在であることも確かです。
同じ志を持つ所属タレントたちを率いていく先頭に、見ず知らずの無関係の人が就任すると、タレントたちの戸惑いが想像できます。
かと言ってジャニーズ事務所でしか社会経験のない人物が先頭に立つのも、取引先が納得しないのも確かです。
ジャニーズ事務所で起きた出来事を二度と繰り返さないためにも、東山社長と同等の決定権を持つ立場に外部から経営のプロを招へいすることも一つの手なのかな、とも思います。
タレントと取引先、この両方からの納得を得られるためには苦難の道だとは思いますが、どうにかして真新しい風を大いに吹かせてほしいと思っています。
④新社名をファンクラブから公募することについての批判
東山社長も井ノ原くんも繰り返し「ファンの人達と一緒につくりあげていきたい」としていた新しいエージェント会社。
「ファンへの責任逃れ」と言われても仕方無い策かもしれませんが、これに関しては多分そんな思惑は微塵も無い気がしています。完全にファンの勘ですが。
「ファンの人達への思い」という真っ直ぐ過ぎるくらいの思いがあったからこその策で、その策を提案したときにこのような批判が起きることすら想像していなかったのでは?と思います。
私の脳内がお花畑なだけかもしれませんが、彼らが「ファンの人達」という言葉を口にするとき、彼らから汚れのない純粋で真っ直ぐな心を向けられるのです。
そこに「ファンを利用してやろう」なんて思いは全く感じません。
だからこんな批判で「ファン」の中に入ったことのない人たちにとやかく言われる筋合いは無いと思うのが正直なところです。
ネーミングセンスのあるファンが多数いるのはなんとなく知ってますし、これはファンの力でどうにかなるんでしょうね。
私にはセンスが無いので多分投票とかにならない限り参加しないと思いますが・・・。
これらはトニセンファンの私個人の意見です。
10/2の会見で一番ホッとしたのは「タレント活動をやめるつもりはありません」という井ノ原くんの力強い言葉でした。
その一言で全身の力が抜けていくのがわかりました。
もうここまで来てしまったのなら、少なくていいからファンの前に立ってくれる機会があればそれでいいです。トニセンという居場所を心の安らげる場所としながら、笑って過ごしてもらえたらこれ以上は求めません。
トニセン、特に今は井ノ原くんには、幸せを願うばかりです。
会見を経て、少しずつですが離れていた気持ちが戻っている実感があります。
まだ距離を置いていることに変わりありませんが、ステージで輝く姿を見られる日を待ち続けています。
いつかまた、とびっきりのファンサをくださいね。