今日もエンターテイナーに生かされている

流行にはワンテンポ遅れて乗るタイプ

モヤモヤをなぐり書き

ずっと反対派だった。今も否定的な意見を持っている。

 

この井ノ原くんはトニセンの井ノ原くん。

この井ノ原くんは社長の井ノ原快彦社長。

 

そんな器用に自分の気持ちを分けられないからさ。

私、そんなに器の大きな人間じゃないからさ。

 

混乱してしまうんだよ。

社会的影響力がある会社の経営に関わると、私は否が応でも批判しなければならないときがくる。

それは間違ってる、それは世間は望んでないって。

 

でも次の日には私の好きなトニセンの井ノ原くんになってたりするわけで、「あぁ、今日も好きだなあ」って思ってしまう。

 

できない、そんなこと。

なんで井ノ原くんなんだろう。

なんで現役タレントが経営に関わらないといけないんだろう。

私には分からない。

 

冷蔵庫買替記録

冷蔵庫の買い替えは7〜10年ごとが理想とされているそう。

でも私は3年目の冷蔵庫を買い替えることにしました。

 

3年前に買った冷蔵庫、関東勤務が決まったときに半分投げやりで買ったもの。

機能もろくに調べず、生活習慣も全く考えず、「このお店で一番安い冷蔵庫」を買った記憶があります。

今の一人暮らし生活にも持ってきたのですが、まぁ使いにくい。

 

使いにくいポイントその①:冷蔵が下、冷凍が上

いくら20代とはいえ、さすがに膝がしんどい。

料理しながら物を取るのに地味に苦労していました。

 

使いにくいポイントその②:直冷式(自動霜取り機能なし)

頻繁に霜取りすればいいんでしょ?やるやる、だから安いので全然いいよ!

霜取りやらないから!!!!!引っ越し以外一回もやらなかったでしょ!!!!?

霜が発生すると、庫内の湿度がかなり上がってしまうんです。

そうすると、野菜なんてすぐにしなるし、調味料の容れ物に水滴がついてて常に湿っているし、色々と不衛生な気がします。

 

使いにくいポイントその③:庫内の段差が微妙に低い

あと数センチ高ければ立てて置けるのに足りなくて、結局横に寝かせて置かなければならなくなっていました。

 

 

壊れてないし買い替えるのも違うのかもしれない、と何度も悩みましたが、冷蔵庫を替えることで暮らしやすさが変わるならいいと思うことにしました。

 

初めて一人で自分のために家電を買い替えました。

買うまではドキドキしたけど、買ってしまえば以外とあっさり。

まだ届いていませんが、生活が少し変化する予感がしています。

 

『成瀬は天下を取りにいく』

最近読書にハマってます。

昔から本を読むのは好きだったのですが、好きと言っても電車の中や待ち合わせのときに「暇つぶし」として読む程度でした。

ですが最近は部屋でスマホをいじるより、ドラマや映画を観るより、本を読んでいます。

 

先日の記事でも紹介した『成瀬は天下を取りにいく』を読了し、その興奮でブログを書いています。

 

vvvgourmet.hatenablog.jp

 

 

読んだ記憶を無くして、一番最初からまた読みたい。

映画やドラマで「記憶を消してもう一度見たい」はたまにありますが、小説でこの感覚は初めてです。

私にとって好きな小説とは、セリフを声に出して読みたくなるかどうかです。

主人公・成瀬とその親友・島崎の会話はまさにそれで、部屋で一人でブツブツと声に出しながら読んでいました。

 

滋賀、大津の街に馴染みの無い人でもどこかで親近感が湧いてくる「みんなの地元感」が程よく演出されていて、何故か懐かしい気持ちになる、そんな小説です。

何より登場人物が全員魅力的。

成瀬はもちろん、他のキャラクターのこともすぐにファンになってしまいました。

難しい文章も無いので、普段あまり本を読まないという方も読めてしまうと思います。

最近読書から遠ざかっているなぁ、と感じている人もリハビリ感覚で読んでみるのもいいかもしれません。

 

感動的な読書体験だったので、死ぬまで手放さない本にすることをここに誓います!

『兎、波を走る』

このタイトルとポップなホームページ、ビジュアルポスターを見て、どんな物語を想像するでしょうか?

www.nodamap.com

 

その想像、全く当たっていませんよ!!

 

 

2年前のNODA・MAP『フェイクスピア』を見そびれてかなり後悔した私。

もうこんな思いはしたくない、と、先行チケットから申し込みとても楽しみにしていた観劇でした。

立ち見が出るほどの盛況ぶり。

まだ気が早いですが、今年度の読売演劇大賞にすでにノミネートされていることもあり、そして同賞の大賞を受賞した『フェイクスピア』と同じ高橋一生さんが主演ということもあったのでしょう。

休憩なしの2時間超えの舞台を立ち見で見るなんて、と思いましたが、立ち見してでも見た方がいいと思える時間でした。

 

 

見終わったあと、気に入ったセリフを思い出そうと記憶をたどりますが、全く思い出せません。

気に入ったセリフが多々あったことは事実なのに。

記憶力の弱い私の脳を恨めしく思いつつ、なんとか覚えていたセリフや情景をつなぎ合わせスマホに感想を書きなぐりながら帰路につきました。

 

これから観劇する人は、ホームページのあらすじくらいの情報量だけで観劇することをおすすめしますので、ここではストーリーについて書くことは避けます。

ポップなビジュアルを見て、アリスで始まる『兎、波を走る』というタイトルから想像しているそれを、いい意味で裏切られてきてほしいからです。

 

一人で行って、観終わったあとに静かに作品の内容を反芻する時間を持つのも好きですが、誰かと行って、それぞれの考察を語り合うのもいいなと思ったりしました。

 

『フェイクスピア』を見そびれた後悔は、戯曲を読もうとするとさらに襲ってきたため読めていませんが、『兎、波を走る』の戯曲は必ず読もうと決めています。

この作品を文字でもう一度反芻したい、言葉の可能性をもっともっと味わいたい、そう強く感じています。

 

野田秀樹さんと同じ日本語話者でいる自分に感謝し、翻訳なしでこの作品を観ることができた幸せを噛み締めています。

できることなら、言語学を現在進行系で学んでいた大学生のときにNODA・MAPを一つでも見ておきたかったものです。

 

 

私の母校は高校野球の超名門校です

私の母校は高校野球の超名門校です。

野球に詳しくない人も一度は名前を聞いたことがあるほどの有名校です。

いつも優勝候補。毎回横綱扱い。どこが対戦相手でも王者扱いされて挑戦者を待ち構えなければなりません。

勝てば「やっぱりな」と言われ、負ければ「番狂わせだ!」と言われます。

勝っても負けても褒められることはありません。

 

私は幼いときから高校野球が大好きで、毎年色んな高校に思いを馳せながら見ていました。

だけど高校生の頃から自分の高校に肩入れしすぎて、他の高校を純粋に見ることができなくなりました。

高校卒業してからもうすぐ10年ですが、それでも未だに母校贔屓が自分の中で強く残っています。

当然といえば当然でしょうが、他の高校を応援できなくなったのはとても悲しいのです。

 

周囲の人にも「高校野球名門校出身者」としてのラベリングがされているので、勝敗について毎回コメントをされます。

私としてはそろそろ公平に高校野球を楽しみたいのですが、周りからの発言にまた一喜一憂して贔屓から離れられません。

 

負けたら相当引きずるので、いい加減やめなければいけない母校贔屓。

マー君対ゆうちゃんやら、広陵対がばい旋風やらを渦中ではなく外野として楽しんでいた頃に戻りたい。切実に。

 

母校が名門校じゃなければなぁ、と思うようになりました。

かなり精神がやられている。早く渦中から抜け出そう。

『君の名前で僕を呼んで』

ずっと見ようと思っていたのですが、他に見たいものが多くて後回しにしていた1本。(こんな言い訳ばっかりだな)

 

エリオの見えている範囲だけを描くことで、まるでエリオの日記を読んでいるかのようでした。

日本の映画は良くも悪くも説明が多すぎます。
この映画のように、登場人物たちの関係性をはっきりと説明しなくても見進められるんだと思いました。

例えば冒頭のシーンで、エリオとマルシアが同じ部屋にいたので二人はきょうだいかと思っていました。
後半で二人の関係性が描かれるまでずっとそう思っていたので、お互いの服を脱がせ合うシーンを見て私の理解が追いつかなかったことを正直に告白します(笑)

 

必要だから描く、必要ないシーンは描かない。これが徹底して最初から最後まで貫かれていたように思いました。
必要以上の濡れ場も無く、第三者が目撃していたなどの演出も無く、エリオが見たものだけを描く。
エリオと同じように、周りにどう思われているか観客も推測しながら見ることができ、それが感情移入に繋がっていくのだと感じました。

 

同じような題材で日本映画にすると、もっとねっとりとした味の濃い作品になってたと思います。
まあ、日本はそういうドロドロしたのが受ける傾向にありますから当然なのでしょうが。。

 

LGBTにフォーカスし過ぎず、ごくごく普通の恋愛にとれる同性愛を描いた映画の数少ない1本です。

 

 

 

お金を使う練習始めました

以前の記事で私の金銭感覚について書いたこともありますが、私はお金を使うことに慣れていません。

親の教育方針が「子供にお金を与えない」だったため、大学生になるまで財布を持ち歩く習慣すらありませんでした。

浪費家にならなかったのはありがたいのですが、それがいつしか「お金を払う=悪」となってしまっていたのです。

 

欲しいと思ったものですら、「お金を払うのはいけないことだから」と思い込んで買うのをためらってしまいます。

節約して必要最低限の買い物しかしないことは、貯金をするマインドとして重要です。

ですが、このマインドを突っ切ってしまうと、「なんでも安い金額しか払いたくない。究極は無料がいい」となってしまうのです。

設定されている金額にはきちんと理由があります。

それなのにその理由を無視して「これは高いから買わない」と決めつけてしまいます。

そんな生活は全然楽しくありません。

まだ使えるお金に余裕があるのに、安いでしか買うものを選ばなくなってしまった自分に危機感を感じ始めました。

 

 

そこで、私は「お金を使う練習」をすることにしました。

お店で吟味をして、欲しいと思ったものを購入する練習です。

収支表をつけているのでその中でのやりくりになりますが、使える上限いっぱいまでお金を使って生活を豊かにしていくのです。

 

意識することを3つ決めました。

  1. 金額を最初に見ない
  2. なんとなくで買わない
  3. 使ってる自分を想像してワクワクしたら買う

今回は大阪人の買い物の聖地、梅田で練習をしました。

一人で梅田で過ごすこと4時間。

練習の成果はこちらです。

 

百均から家電量販店まで、昼食代も含めて合計で1万円弱です。

私にとってはかなり大金を使った気分でした。

 

 

私が梅田で一番好きな場所がルクアイーレにある蔦屋書店。

今回そこで絶対に買いたかったのが『成瀬は天下を取りにいく』という1冊です。

一度立ち読みをしたときにあまりの面白さに「いつか絶対に買う!」と決めていました。

まだ読めていないのですが、読む前からワクワクが止まりません。

こういうワクワクした気持ちを手に入れることも、買い物の醍醐味なんだと実感しています。

 

お金を使うことの対価は、所持金が減ることでは無いのだと思います。

豊かに生きていくための材料を手に入ることが、お金を使うことの対価なのです。

 

全国の子供を持つ保護者の皆様。

どうかお子様に自由に使えるお金を与えてあげてください。

そしてそのお金の使い道に口出しをしないであげてください。

絶対に誰にも口出しされないお金は子供の経験値を大きく上げると思います。

だからどうか、口出しせずに見守ってあげてください。

制限をかけ過ぎると、私のようにお金を使うのを怖がる大人になってしまいます。

大人になっても無理な節約を続け、モノの正当な価値が分からない大人になってしまいます。

どうか、大人になる前にお金を使う楽しさを教えてあげてください。

 

 

私が今思う、子供の頃にしてほしかったことです。

過去を嘆いていても仕方が無いので、これからモノの価値が分かる人になるように経験を積んでいきます!