最近読書にハマってます。
昔から本を読むのは好きだったのですが、好きと言っても電車の中や待ち合わせのときに「暇つぶし」として読む程度でした。
ですが最近は部屋でスマホをいじるより、ドラマや映画を観るより、本を読んでいます。
先日の記事でも紹介した『成瀬は天下を取りにいく』を読了し、その興奮でブログを書いています。
読んだ記憶を無くして、一番最初からまた読みたい。
映画やドラマで「記憶を消してもう一度見たい」はたまにありますが、小説でこの感覚は初めてです。
私にとって好きな小説とは、セリフを声に出して読みたくなるかどうかです。
主人公・成瀬とその親友・島崎の会話はまさにそれで、部屋で一人でブツブツと声に出しながら読んでいました。
滋賀、大津の街に馴染みの無い人でもどこかで親近感が湧いてくる「みんなの地元感」が程よく演出されていて、何故か懐かしい気持ちになる、そんな小説です。
何より登場人物が全員魅力的。
成瀬はもちろん、他のキャラクターのこともすぐにファンになってしまいました。
難しい文章も無いので、普段あまり本を読まないという方も読めてしまうと思います。
最近読書から遠ざかっているなぁ、と感じている人もリハビリ感覚で読んでみるのもいいかもしれません。
感動的な読書体験だったので、死ぬまで手放さない本にすることをここに誓います!