今日もエンターテイナーに生かされている

流行にはワンテンポ遅れて乗るタイプ

お金を使う練習始めました

以前の記事で私の金銭感覚について書いたこともありますが、私はお金を使うことに慣れていません。

親の教育方針が「子供にお金を与えない」だったため、大学生になるまで財布を持ち歩く習慣すらありませんでした。

浪費家にならなかったのはありがたいのですが、それがいつしか「お金を払う=悪」となってしまっていたのです。

 

欲しいと思ったものですら、「お金を払うのはいけないことだから」と思い込んで買うのをためらってしまいます。

節約して必要最低限の買い物しかしないことは、貯金をするマインドとして重要です。

ですが、このマインドを突っ切ってしまうと、「なんでも安い金額しか払いたくない。究極は無料がいい」となってしまうのです。

設定されている金額にはきちんと理由があります。

それなのにその理由を無視して「これは高いから買わない」と決めつけてしまいます。

そんな生活は全然楽しくありません。

まだ使えるお金に余裕があるのに、安いでしか買うものを選ばなくなってしまった自分に危機感を感じ始めました。

 

 

そこで、私は「お金を使う練習」をすることにしました。

お店で吟味をして、欲しいと思ったものを購入する練習です。

収支表をつけているのでその中でのやりくりになりますが、使える上限いっぱいまでお金を使って生活を豊かにしていくのです。

 

意識することを3つ決めました。

  1. 金額を最初に見ない
  2. なんとなくで買わない
  3. 使ってる自分を想像してワクワクしたら買う

今回は大阪人の買い物の聖地、梅田で練習をしました。

一人で梅田で過ごすこと4時間。

練習の成果はこちらです。

 

百均から家電量販店まで、昼食代も含めて合計で1万円弱です。

私にとってはかなり大金を使った気分でした。

 

 

私が梅田で一番好きな場所がルクアイーレにある蔦屋書店。

今回そこで絶対に買いたかったのが『成瀬は天下を取りにいく』という1冊です。

一度立ち読みをしたときにあまりの面白さに「いつか絶対に買う!」と決めていました。

まだ読めていないのですが、読む前からワクワクが止まりません。

こういうワクワクした気持ちを手に入れることも、買い物の醍醐味なんだと実感しています。

 

お金を使うことの対価は、所持金が減ることでは無いのだと思います。

豊かに生きていくための材料を手に入ることが、お金を使うことの対価なのです。

 

全国の子供を持つ保護者の皆様。

どうかお子様に自由に使えるお金を与えてあげてください。

そしてそのお金の使い道に口出しをしないであげてください。

絶対に誰にも口出しされないお金は子供の経験値を大きく上げると思います。

だからどうか、口出しせずに見守ってあげてください。

制限をかけ過ぎると、私のようにお金を使うのを怖がる大人になってしまいます。

大人になっても無理な節約を続け、モノの正当な価値が分からない大人になってしまいます。

どうか、大人になる前にお金を使う楽しさを教えてあげてください。

 

 

私が今思う、子供の頃にしてほしかったことです。

過去を嘆いていても仕方が無いので、これからモノの価値が分かる人になるように経験を積んでいきます!