今日もエンターテイナーに生かされている

流行にはワンテンポ遅れて乗るタイプ

『笑いのカイブツ』

2024年一番最初に見た映画は『笑いのカイブツ』でした。

sundae-films.com

 

 

制作決定のニュースを見て、岡山天音さんが主演と知って「絶対見に行く!」と決めていました。
『同期のサクラ』を見て認識した俳優さんで、『オリバーな犬』『ミステリと言う勿れ』『大奥』を経て気になっていき、『日曜の夜ぐらいは…』で「私の好きなお芝居をする人だ」と思うようになりました。

 

原作はツチヤタカユキさんの私小説
正直に言うと、映画化を知るまでツチヤさんのことは知りませんでした。
そもそも「ハガキ職人」という単語すら聞いたことがなかったくらいです。ラジオは普段聞かないもので…。

対人関係にもがき苦しみながらも、お笑いに没頭し続けるツチヤさんの半生を描いた物語です。

 

私は円滑に人とコミュニケーションが取れる人間です。
緊張したり勇気がいったりはするけど、相手の顔を見て思っていることを口にすることができています。

それが当たり前だと思っていた頃もありましたが、それができない人が一定数いることも段々わかってきました。
きっとツチヤもその一人だと感じました。

そんなツチヤの視点から描かれるこの作品を見て、私は勘違いをしていたと気づきました。

対人関係がうまくできない人は自分の気持ちを伝えたくないのだと思っていました。
でもそれはきっと間違いで、人に伝えることが苦手だから聞いてくれる人がいないだけなんだと思うようになりました。
会話のキャッチボールが円滑にできないから、相手が段々離れていってしまうんだと、この映画を見て感じました。

ツチヤにも自分の思いがちゃんとあって、むしろ人一倍大きくて面倒くさいプライドがあって、それを人にうまく伝えられないだけで。
そんなツチヤの心の叫びにも似た告白には激しく心が揺さぶられました。

ツチヤのことを「天才」とは呼びたくない。

 

正直、年始早々こんなに映画で泣くとは思いもしませんでした。
すでに今年イチになる未来が見えています。

 


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