今日もエンターテイナーに生かされている

流行にはワンテンポ遅れて乗るタイプ

King Gnuのドームライブに行ってきた話

※この記事ではセットリストや演出のネタバレは書いていませんし写真も載せていません※


あの「この世界の形が変わってしまうのではないかと錯覚」したスタジアムライブからちょうど8ヶ月。King Gnu初の5大ドームツアーを見に行くことができた。

 

相変わらずかっこよくて、パワフルさと繊細さを持ち合わせていて、観客の気を引くのがとても上手い。

 

初めて行ったライブから、8ヶ月の間にKing Gnuの楽曲をすべて網羅した。その時は歌えなくて悔しかったから歌詞も読み込んだ。改めて名曲揃いだ。
やっぱり一番好きなのは「雨燦々」だけど、他にも「BOY」「逆夢」「Vinyl」などお気に入りの曲もできた。

 

前回は会場に向かうまで、着いてからも「King Gnuのファンですスタイル」をして見た目を見繕っていたけど、今回は見繕うまでもなく身も心も「King Gnuのファンですスタイル」だった。

 

そんな私が今回のライブ参戦を終えて反省した点がある。それはグッズ購入のツメの甘さだ。
話は変わるが去年私はSNSのXをやめた。心がすり減ってしまい、日常生活に支障を来す恐れがあったからだ。やめたお陰で安定した精神を手に入れたのだけれど、その代償に最新情報が追えなくなってしまった。
XでもKing Gnuのアカウントはもちろんフォローしていて、今までそこから得ていた情報が得られなくなってしまったのだ。
頻繁にオフィシャルサイトを覗いていればよかったのだが、そんなにマメではない私はライブツアーのグッズ情報を完全に逃してしまっていた。

気づけばグッズ整理券の一次受付は終わっていて、ツアーまでに発送可能なオンライン販売の締め切りも終わってしまっていた。
なんとか整理券の二次受付に応募するも、当たった整理番号は一番最後の回。

このときはまだ楽観的だった。なぜならスタジアムライブのときは売り切れがほとんど無かったからだ。今回もそんなに売り切れは無いだろうと高を括っていた。

 

これが危ういと思い始めたのはライブに行く一週間前、地元大阪での初日に会場まで雰囲気を見に行った日のことだった。

会場に着いたのは13時頃。
すでに「Sold out」のシールがグッズラインナップに貼られ始めていた。

え?この時間で売り切れるの?私が当日買えるの、15時以降なんだけど…。
この日、会場の雰囲気を見るだけでなく、グッズ展示を見て購入する商品を決めようと思っていた私は、見てしまうと余計に欲しくなった。
この日は元々買う権利は無かったのに、私の中で焦りが現れ始めた。。

 

そして向かえた当日。名古屋公演。
ライブでこそ10年ぶりだったが、母が中日ドラゴンズのファンクラブに入っているためバンテリンドームナゴヤには毎年来ていて勝手はよく知っている。
入念にシミュレーションをして降りしきる雨の中グッズを買いに行った。

 

ほとんど無かった・・・。
私が欲しかったスウェットはもちろん売り切れ。これはオンラインで買っておくべきだった…!!着ている人を見ると余計欲しくなる。。。私のツメの甘さを悔やんだ。
仕方ないのでまだ売っていたラインナップからグラフィックTシャツとシークレットキーホルダーを購入。

冬だからTシャツを買うということは全く頭に無く、デザインもちゃんと見ていなかったけど、このグラフィックTシャツのバックプリントが結構かわいい。
キーホルダーは今までのCDジャケットがデザインされていて全17種あり、2個購入して「SPECIALZ」と「THE GREATEST UNKNOUN」の最新リリース2つだった。

 

というわけで今回もTシャツを着込んでライブに参加することができた。
が、欲しいものは手に入らなかったので、次は情報をマメにチェックしてオンラインで手に入れておく。絶対。

 

ライブは最高だった。
とにかく叫びまくった。
井口さんが「みなさんの命を貸してください」と言っていて、そのときは「え?笑」と会場もざわついたけど、その後の曲でこれでもか!と言わんばかりに歌い叫んで、本当に命を貸している感覚に陥った。
魂を込めるってこういう時に使う言葉なんだと思った。
今までそういう言葉には無縁だったから、私にもこんな側面があるのだと新たな発見だった。前回も同じようなことを書いた気がする…

 

私の新しい扉を開けてくれるKing Gnuには感謝しかない。
自問自答の毎日だけど、King Gnuのライブに行ったあとは「この私で絶対正解なんだ」と確信できる。
私はKing Gnuが好きだ。そしてそんな私が大好きだ。